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地方競馬関係者インタビュー/ 園田競馬場・田村厩舎 田村 彰啓 調教師

園田競馬場・田村厩舎/ 田村 彰啓 調教師
(1975年生まれ・北海道小樽市出身)
 北海道立小樽工業高校後、1993年より槇本牧場、賀張共同育成センターで3年間働き、 1996年から兵庫県競馬組合へ。2004年に調教師補佐、2010年調教師免許取得。 2011年4月に田村厩舎を開業予定。

田村厩舎HP:http://tamura-stable-2011.p-kit.com/

競馬の仕事を始めようと思ったきっかけ

 亡き父が馬が好きで、地方の零細馬主をしていたのがきっかけです。
小さい時から牧場や、競馬場に足を運んでいて、物心付いた時には馬の仕事をしたいと思ってました。

厩務員から調教師を目指そうと思った理由

 調教師を目指そうと思ったのは厩務員になる前からです。まだ二十歳になる前でした。
 野心家なのもありますが、負けず嫌いなので、レースで負けた時に、厩務員や助手では全て自分の思い通りに調教や管理が出来ないのがもどかしかったです。 競馬場に入ってからは特にその思いは強くなりました。

馬の仕事で楽しいと思うこと

 調教師の仕事は楽しい事より困難、苦労の方が多いですが、常に目標があり、毎日が新鮮です。
 手掛けた馬がゴール板を掛けて行く姿は、我が子を見てる想いですね。一生懸命走る姿を見てると歓喜余る思いになります。

馬の仕事で大変だと思うこと

 大変に思う事は仕事の上では思った事はないですが、馬の事故が一番辛いです。 事故や故障は付き物ですが、予後不良になってしまう馬は本当に心痛みます。 レースに送り出す時はまず無事で…と思います。

開業したらどういう厩舎にしたいか

 進化する調教技術、管理技術は常に勉強しないといけませんが、有能なスタッフを揃えて、チームワークを大事にやって行きたいです。 開業してすぐに結果出せる馬は中々揃わないと思いますが、どんな馬でも能力を最大限出せるように頑張りたいです。