ばんえい競馬とは、馬に鉄製のソリを曳かせて、200mの直線コースを途中2カ所の坂(障害)を超えながら、速さを競うレースです。
ばんえい競馬は、世界に一つしかなく、その歴史は、明治に遡ります。 北海道の開拓農民たちが農耕馬などを用いて、馬の力を試す競争として始まり、祭典として定着していきました。 manet.chabashira.info
公営競馬になったのは、昭和21年のことで、戦後の混乱期の食糧事情を改善するために、馬の畜産が提唱されたことが、その理由でした。
ばんえい競馬では、重いソリを曳くことから、馬(ばん馬)には、力と持久力が求められる他、騎手のテクニックも重要となってきます。 ばん馬は、ペルシュロン種やブルトン種などの大型馬の混血で、大きさはサラブレッドの約2倍、馬体重は1トンにもなります。
ばんえい競馬の負担重量は、「騎手重量」と「ばんえい重量」に分けられており、ばんえい重量はクラス別になっています。 最高重量は、1トンにもなります。
1トンもの大型馬が重いソリを曳いて競うというダイナミックなレースに、ばんえい競馬の魅力はあります。