ダマスカスは、1967年のプリークネスステークス、ベルモントステークスの二冠を達成しました。
前述の二冠の他、主な勝ち鞍はトラヴァーズステークス、ウッドワードステークス、 ウッドメモリアルステークスなどですが、特にウッドワードステークスは有名で、 強豪バックパサーとドクターフェイガーを10馬身も差をつける圧勝劇を見せました。
種牡馬としても素晴らしく、プライヴェートアカウント、デザートワイン、オジジアン、 タイムフォーアチェンジ、ベイルジャンパー、ジャッジャーなど72頭ものステークスウイナーを輩出しました。
さらに、プライヴェートアカウント、カットラスなどの後継種牡馬も成功し、テディ系の本流にのし上がり、 新たにダマスカス系を確立していきました。
近年では、ベイルジャンパーから出たスキップトライアルが、1999年の米年度代表馬スキップアウェイを タイムフォーアチェンジの系統からも、2001年のドバイワールドC優勝馬キャプテンスティーヴを出しています。
日本においては、母の父ラバージョンからニッポーテイオー(天皇賞・秋、安田記念)が有名です。
馬名 | ダマスカス | ||
性別 | 牡 | 毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1964年4月14日 (アメリカ合衆国) |
死没 | 1995年8月8日 |
父 | ソードダンサー | 母 | ケララ |
調教師 | Frank Yewell Whiteley Jr. | 競走成績 | 32戦21勝 |