ニジンスキーは、カナダで生まれ、アイルランドで競走馬生活を送りました。
デビューしてから11戦11勝の成績を納めましたが、無敗で エプソムダービー・アイリッシュダービー・キングジョージの3つのレースを制したのは、ニジンスキーが初めてでした。
種牡馬としても歴史的な成功を収め、リファールとともに初期のノーザンダンサー系の拡大発展に大きく貢献し、 万能性に富み、スピード、スタミナに優れた産駒を輩出し、また仕上がりの早さ、成長力も伝えました。
また後継種牡馬として、グリーンダンサー、カーリアンなどが活躍しまし、日本においてもニジンスキー産駒のマルゼンスキーの血を引く馬たちから、 菊花賞をレコード勝ちしたライスシャワーを筆頭に、数多くの名ステイヤーが誕生しました。
ただ、ニジンスキー系の名ステイヤーは、多くが種牡馬としては不振で、それが衰退を招くことになり、 今日では、サドラーズウェルズ系に主流の座を明け渡してしまっています。
馬名 | ニジンスキー | ||
性別 | 牡 | 毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1967年2月21日 (カナダ) |
死没 | 1992年4月15日 |
父 | Northern Dancer | 母 | Flaming Page |
調教師 | Michael Vincent O'Brien(愛) | 競走成績 | 13戦11勝 |