プリンスリーギフトは、競走馬時代クリアウエルステークス、モールトンステークス等、23戦して9勝を勝ちました。
種牡馬になってからは、欧州で発展した父系だが、パワーを必要とする馬場ではその長所が十分に生かしきれませんでしたが、 日本の馬場では抜群の適性を見せ、軽快なスピードと優れた瞬発力が長所となり、距離の適性も大幅に広げ、 クラシック血統として大成功しました。
プリンスリーギフト産駒で日本に最初に入ってきた、テスコボーイが特に有名で、リーディングサイヤー5回輝きました。
このテスコボーイの成功に刺激され、バーバー、ファバージ、トライバルチーフ、フロリバンダらが次々と輸入されたが、 テスコボーイ系以外は後継種牡馬に恵まれず、ノーザンダンサー系が台頭により繁栄の終わりを告げました。
しかし、テスコボーイ系だけは日本で堅実に活躍して、トウショウボーイが成功し、 次いでサクラユタカオーが独自の内国産父系を発展させ、今日も活躍を見せています
馬名 | プリンスリーギフト | ||
性別 | 牡 | 毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1951年 (イギリス) |
死没 | 1973年 |
父 | ナスルーラ | 母 | ブルージェム |
調教師 | ― | 競走成績 | 23戦9勝 |