ヴァイスリージェントは、1969年に競走馬としてデビューしたが、脚部不安によりカナダの下級レースを 2勝したのみで早期に引退することになり、目立った競走成績は残せませんでした。
しかし、全兄に1968年のカナダ年度代表馬ヴァイスリーガルがいるという血統のよさを買われ、 種牡馬となりました。
種牡馬になると、名馬の全兄をはるかにしのぐ大成功を収め、11年連続でカナダのリーディングサイヤーに輝きました。
勢力はやがてアメリカへ拡大し、後継種牡馬のデピュティミニスターが大成功を収め、 日本のダートにおいても、デピュティミニスター産駒は高い適性を示し、 トーヨーシアトルなどらが大活躍しました。
また、デピュティミニスターの代表産駒であるオーサムアゲインがゴーストザッパー を出す成功を見せ、他の後継種牡馬も遺伝力に優れたものが多く、 父系はまだまだ拡大傾向にあります。
日本でもフレンチデピュティがクロフネを筆頭に、アドマイヤジュピタ、 エイシンデピュティらを出して大成功し、ダートだけでなく芝でも高い適性を示しています。
馬名 | ヴァイスリージェント | ||
性別 | 牡 | 毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1967年 (カナダ) |
死没 | 1995年6月18日 |
父 | Northern Dancer | 母 | Victoria Regina |
調教師 | Gordon J. McCann(加) | 競走成績 | 5戦2勝 |