地方競馬関係者インタビュー/ 高知競馬場・中西 達也 騎手
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高知競馬場/ 中西 達也 騎手(炭田 健二厩舎 所属)
(1969年12月13日生まれ/ 福岡県出身)
1987年4月4日に中津競馬場で騎手としてデビュー。その後、1997年に高知競馬場に移籍。重賞でも多数の勝利を収め、2010年に10月には地方通算2,000勝達成。
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騎手になろうと思ったきっかけ
騎手になるきっかけとなったのは、競馬が好きだった母親の勧めでした。それまで、競馬は母親に連れられて何度か地方競馬場に行って見た程度で、 興味もありませんでしたが、騎手学校の試験を受けたら、合格したので、やってみようと思いました。
最初は、興味がなかったこともあり嫌々でしたが、 騎手学校に入って、馬に乗れるようになってくると、だんだん楽しくなってきました。
今は騎手になって良かったと思っています。
今まで騎乗した中で印象に残っている馬は
高知競馬場に移籍して、初めての重賞をとった馬(デルタフォース)が印象に残っています。
他には、2月4日に黒潮スプリンターズカップを勝った、
ナロウエスケープも強い馬だと感じています。ナロウエスケープは、乗った感じのフットワークが軽くて、他の馬とは違いますね。
後は、2009年に3冠を取ったグランシングです。
(アア)デルタフォース (1991/3/31生まれ・鹿毛・牡)
父:エリモタイヨー 母:(アア)ヒロノカツヒメ (母父:(アラ)ゴールデンフューチャファイア )
主な勝鞍:南国梅花賞, 南国桜花賞(1999年), 高知市長賞(2001年)など
グランシング (2006/3/5生まれ・鹿毛・牡)
父:マリエンバード 母:ローレルセレナーデ (母父:Southern Halo )
主な勝鞍:黒潮皐月賞, 高知優駿, 黒潮菊花賞(2009年)など
普段の趣味は
オートバイが好きです。ツーリングもしますし、触ったり、改造したりすることも好きです。
騎手の仕事で大変なこととやりがい
毎朝早く起きなければならないことと、レースまでに負担重量をきっちり合わせなければならないことが大変だと感じることもあります。僕はそれほどきつくないですが、 騎手によっては、ご飯も食べず、汗を流している騎手もいます。体重の調整は、レース前は食事を控えたりなどして調整しています。
やりがいを感じるのは、勝った時・・・あ、綺麗な人からインタビュー受けたときですね(笑)(「俺もそうや!」と別府調教師)
黒船賞への意気込み
無事に出走できて、いいレースができればと思っています。
高知競馬の魅力
高知競馬の魅力は、間近で馬が見られるところにあると思います。お客さんもそんなに多くないので、どこからでも馬が見ることができます。
是非、高知競馬場に足を運んで近くで馬を見て、レースを楽しんでください!