平成23年10月17日(月)・18日(火)の2日間の日程で、栃木県宇都宮市(社)日本装蹄師会装蹄教育センターにおいて、 第64回全国装蹄競技大会が開催されました。
今回、この大会には、中央競馬・地方競馬・乗馬クラブなどで、装蹄師として活躍している28名の選手が出場しました。
競技内容は、以下のとおりです。
装蹄判断競技は、肢の形、蹄の形や角度、歩き方、クセやケガ等を判別し、それらを踏まえた装蹄方針を装蹄判断用紙に記入する競技です。
各選手が、真剣に馬の歩様を見たり、馬の脚を触ったりして、装蹄判断用紙に書き込んでいました。
造鉄競技は、鉄カンと呼ばれる1本の鉄の棒から、蹄鉄を作成する競技です。25分の制限時間内に、前後肢用の蹄鉄を各1個作成しなければなりません。 時間内に、どれだけ綺麗に作るかというところが勝負です。
蹄鉄を作る際、槌(つち。蹄鉄を叩く際に使うハンマー。)を何度も打ち付けると 蹄鉄の傷が増えるため、いかに少ない槌数で造鉄するかが課題になってきます。