ばんえい競馬では、平場競馬と違い、直線200m、幅1.8mのセパレートコースが使用されます。 まずは、第一障害となる高さ1mほどの山を越え、馬を停止させて体力を回復させつつ、中間点を通過したあと、第二障害となる高さ約1.6mの山を越えます。 この第二障害は、ばんえい競馬最大のヤマ場です。その後、ゴール前で高さ0.5mの傾斜の砂障害を越えます。 611kanagawa.org
平場競馬では、先が先にゴール地点に達した馬の勝利となりますが、ばんえい競馬では、ソリの最後部がゴールラインを通過した時にゴールに到達したとみなされます。 これは、ばんえい競馬が「荷物を運びきる」ことを目的にした競技であることから来ているルールで、 馬体がゴールを過ぎていても、そこで馬が止まってしまえば逆転も可能です。
ばんえい競馬では、平場競馬以上に騎手のテクニックが重要視されます。 コースに2つある障害を他の馬の動向を見ながら、一息ついてスタミナを回復させたり、一気に攻めたりと駆け引きをしながら、 ゴールを目指します。
ばんえい競馬では、当日の馬場水分量が電光掲示板やオッズ画面に表示されています。雨や雪でコースの水分量が多いと、 ソリの滑りが良くなるため、タイムが速くなり、逆に天気が良く水分量が少ないと、タイムが遅くなります。
ばんえい競馬で使われるソリ
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