帯広競馬場・鈴木厩舎/ 西 将太 騎手 |
父がばんえい競馬で騎手をしていて、その姿を見てかっこいいなと思い憧れ、自分も騎手になりたいと思うようになりました。 また、小さい頃は厩舎の中にも住んでいたこともあり、高校も静内農業高校で馬に触れる機会も多く、馬が身近な存在だったことも、理由の一つです。
ばんえい競馬の騎手になるには、教養センターみたいなところはなく、競馬場で厩舎の仕事をしながら、2年間学び騎手試験を受けます。
大変なことは、勝負の世界なので結果を出さないといけないところです。結果を出すには、馬を知らないといけないですし。馬の個々の特性を掴み、 その馬にあった乗り方をするのですが、気性が難しい馬に乗るには、高度な技術も必要となってきます。
また、レース中に第1障害から第2障害までの間にいい位置にいなければならないですし、そのための技術も必要になってくるので、そういったところが難しいですね。
他の人が乗っても、山(障害)が悪かった馬を上手く乗れた時に、やりがいを感じます。
アアモンドゴールドです。アアモンドゴールドは、山が悪くて、一度止まると動いてくれなかったり、左右に逃げてしまったりしていたんですが、 どうやったら真っ直ぐ進むか試行錯誤して、勝ってくれた時は努力が報われた気がして本当に嬉しかったです。
アアモンドゴールド号(2003/4/1生まれ・栗毛・牡)
父:ダイヤリュウジン 母:鈴菊 (母父:ジュニアスゴールド )
アアモンドゴールド号を管理している小林 長吉調教師と。
父越える騎手になりたいです。騎手は、馬によって乗り方も変わってきますし、これが正解ということがないので日々勉強して精進していきたいです。
3歳と1歳の子どもがいるので、休みの日は家族で買い物に行ったりします。あとは、一人でドライブがてら買い物に行くこともあります。