ターントゥは、1951年にイギリスで生まれましたが、1歳の時にアメリカに輸出されました。 2歳の時、他馬の降着による繰上げ優勝したサラトガスペシャルステークス、 ガーデンステートステークスなど、5戦して3勝をあげ、 年が明けた3歳時もフラミンゴステークスなど3連勝をあげ、 クラシック戦線の有力馬と目されましたが、骨折により引退しました。
種牡馬になると、産駒のサーゲイロード、ファーストランディング、 ヘイルトゥリーズンが後継種牡馬として大成功し、ロイヤルチャージャー系を今日の発展に導い く足がかりを作りました。
サーゲイロードは、サーアイヴァー、ハビタットを出し、 この2頭が欧州におけるロイヤルチャージャー系の地位をまず押し上げました。 ハビタット系は1970〜80年代の欧州競馬で、一流のスピード血統として栄えた一方、 母の父としても、スタミナを伝えて成功しています。
日本においては、ニホンピロウイナーがハビタット系として有名です。
ファーストランディングは、リヴァリッジ、 ファーストファミリーを出し、ファーストファミリーが日本に輸入されて、ホウヨウボーイ を出しました。
ヘイルトゥリーズンは、その後継種牡馬のロベルト、 ヘイローを輩出し、ターントゥ系のなかで最も成功しました。 日本においても、その流れは波及しリアルシャダイ、ブライアンズタイム、 サンデーサイレンスの大成功を呼び込むこととなりました。
馬名 | ターントゥ | ||
性別 | 牡 | 毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1951年 (アイルランド) |
死没 | 1973年 |
父 | Royal Charger | 母 | Source Sucree |
調教師 | Eddie Hayward | 競走成績 | 8戦6勝 |